後飾り(アトカザリ)
後飾りとは、火葬場から自宅に戻った際に遺骨をまつる祭壇のことをいい、小祭壇の上に遺影、花、線香、供物、燭台などを置きます。一般的に、四十九日の忌明けまでは遺骨はここに安置され、灯明をともし、焼香をあげ、故人の冥福を祈ります。この間の弔問客もここにお参りします。
■ 仏式の場合
枕直し(通常は頭を北向きにしますが、不可能な場合などは西向きにしてもいい)をし、胸の上で手を合わせ数珠をかけます。
簡単な白木の台あるいは小机に白布をかけたものを用意し、線香立て、燭台、線香、枕だんご、ろうそく、水が入ったグラス、故人が生前に使用していた茶わんにご飯を山盛りにしてお供えします。このとき、中央にはしを立てたものを用意しましょう。
花立てには、櫁を一枝(白い菊の花)を一輪立てるようにし、 枕だんごは上新粉を用います。三方や白い皿など作っただんごを載せましょう。その数は地方により、六、十三、四十九個などと異なります。枕飾りを整えたら、檀那寺の僧侶に枕経をあげていただきます。
■ 神式の場合
北または部屋の上座に頭を向け、白布で顔を覆います。屏風がある場合には、上下を逆にして後飾りの後ろに立てておき、白木の八足の案(八脚の小机)を用意しましょう。
榊とろうそく、塩、洗い米、水と御神酒(三方)、故人が生前に食べていた物(常饌)を置き、八足の案の上には、そのほかに小袋に入れた刃物を守り刀として置きます。常饌には魚などの生ぐさものでもさしつかえありません。
■ キリスト教式の場合
テーブルの上に聖書、生花などを置いたりし、手にはロザリオを持たせましょう。
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